&苍产蝉辫;解析者: Joshua Paul Ignacio   

&苍产蝉辫;别名:

Trojan-Ransom.FileCrypter (IKARUS), W32/Encoder.AFA!tr (FORTINET)

&苍产蝉辫;プラットフォーム:

Windows

&苍产蝉辫;危険度:
&苍产蝉辫;ダメージ度:
&苍产蝉辫;感染力:
&苍产蝉辫;感染确认数:
&苍产蝉辫;情报漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)

  • 破壊活动の有无:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

? 概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 47,104 bytes
タイプ , EXE
メモリ常驻 なし
発见日 2021年1月8日
ペイロード メッセージボックスの表示, ファイルの暗号化

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %System%\LogonUI.exe

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • "C:\Windows\System32\cmd.exe" /takeown /f C:\Windows\System32\Taskmgr.exe && icacls C:\Windows\System32\Taskmgr.exe /grant %username%:F && del C:\Windows\System32\Taskmgr.exe && takeown /f C:\Windows\System32\LogonUI.exe && icacls C:\Windows\System32\LogonUI.exe /grant %username%:F && del C:\Windows\System32\LogonUI.exe && exit
  • "C:\Windows\System32\shutdown.exe" /r /f /t 0

他のシステム変更

マルウェアは、以下のファイルを削除します。

  • %Desktop%\desktop.ini
  • %User Profile%\Downloads\desktop.ini
  • %User Profile%\Pictures\desktop.ini
  • %User Profile%\Documents\desktop.ini

(註:%Desktop%フォルダは、現在ログオンしているユーザのデスクトップです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Desktop" です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\Desktop" です。. %User Profile%フォルダは、現在ログオンしているユーザのプロファイルフォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>" です。)

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Policies\
System
DisableTaskMgr = 1

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Policies\
System
DisableRegistryTools = 1

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows NT\Current Version\Winlogon
Shell = empty

プロセスの终了

マルウェアは、感染コンピュータ上で以下のプロセスが常驻されていることを确认した场合、そのプロセスを终了します。

  • cmd
  • regedit
  • Processhacker
  • sdclt
  • powershell

その他

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Policies\
System

マルウェアは、以下を実行します。

  • The sample will delete the legitimate %System%\LogonUI.exe which will then be replaced by moving a dropped file %System Root%\LogonUI.exe to %System% which is responsible for displaying the following message on the screen:

    Upon clicking "Contact Us", it will display the following message:
  • It encrypts files found in the following directories:
    • %Desktop%
    • %User Profile%\Downloads
    • %User Profile%\Pictures

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 16.470.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2021年1月11日
VSAPI OPR パターンバージョン 16.471.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2021年1月12日

手順 1

トレンドマイクロの机械学习型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が确认された时点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。机械学习型検索が有効になっている场合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の机械学习型検出名として検出します。

    ?
    • Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF039

手順 2

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を无効にしてください。

手順 3

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手顺中に记载されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である场合の他、オペレーティングシステム(翱厂)の条件によりインストールがされない场合が考えられます。手顺中に记载されたファイル/フォルダ/レジストリ情报が确认されない场合、该当の手顺の操作は不要ですので、次の手顺に进んでください。

手順 4

レジストリエディタおよびタスクマネージャ、フォルダオプションの机能を有効にします。

[ 詳細 ]
この手顺により、このマルウェアが无効にした他のアプリケーションまたはプログラムの机能も有効になります。

手順 5

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリは奥颈苍诲辞飞蝉の构成情报が格纳されているデータベースであり、レジストリの编集内容に问题があると、システムが正常に动作しなくなる场合があります。
レジストリの编集はお客様の责任で行っていただくようお愿いいたします。弊社ではレジストリの编集による如何なる问题に対しても补偿いたしかねます。
レジストリの编集前にをご参照ください。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System

手順 6

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリは奥颈苍诲辞飞蝉の构成情报が格纳されているデータベースであり、レジストリの编集内容に问题があると、システムが正常に动作しなくなる场合があります。
事前に意図的に対象の设定を変更していた场合は、意図するオリジナルの设定に戻してください。変更する値が分からない场合は、システム管理者にお寻ねいただき、レジストリの编集はお客様の责任として行なって顶くようお愿いいたします。弊社ではレジストリの编集による如何なる问题に対しても补偿いたしかねます。
レジストリの编集前にをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\Current Version\Winlogon
    • From: Shell = empty
      To:
      Shell = {Default Value}

手順 7

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に设定されている场合があります。摆详细设定オプション闭をクリックし、摆隠しファイルとフォルダの検索闭のチェックボックスをオンにし、検索结果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %System%\LogonUI.exe (Please make sure that the filesize is equal to 12,800 bytes or 12.5KB)

手順 8

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関连したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した场合には、该当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • %Desktop%\desktop.ini
  • %User Profile%\Downloads\desktop.ini
  • %User Profile%\Pictures\desktop.ini
  • %User Profile%\Documents\desktop.ini

手順 9

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Ransom.MSIL.COBRALOCKER.AA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 10

暗号化されたファイルをバックアップから復元します。