RANSOM_CRYPTESLA.CBQ1634
Ransom:Win32/Tescrypt(Microsoft)
Windows

マルウェアタイプ:
トロイの木马型
破壊活动の有无:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
? 概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、実行后、自身を削除します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。
- %Windows% \{random file name}.exe
(註:%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)
自动実行方法
マルウェアは、自身のコピーが奥颈苍诲辞飞蝉起动时に自动実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
{random characters} = "%System%\CMD.EXE /c start %Windows%\{random file name}.exe"
他のシステム変更
マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\policies\
system
EnableLinkedConnections = "1"
HKEY_CURRENT_USER\Software\zzzsys
ID = "{random values}"
HKEY_CURRENT_USER\Software\{random alphanumeric characters}
data = "{random values}"
作成活动
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- %User Profile%\My Documents\recover_file_wiyksxjmp.txt
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.html
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.txt
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.png
(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。.)
その他
マルウェアは、以下の不正な奥别产サイトにアクセスします。
- http://{BLOCKED}tecnicos.com/media/editors/wstr.php
- http://{BLOCKED}ctivo.com/wstr.php
- http://{BLOCKED}yeli.com/wstr.php
- http:/{BLOCKED}otecnicos.com/cgi-sys/suspendedpage.cgi
- http://{BLOCKED}ctivo.com/cgi-sys/suspendedpage.cgi
マルウェアは、実行后、自身を削除します。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を无効にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手顺中に记载されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である场合の他、オペレーティングシステム(翱厂)の条件によりインストールがされない场合が考えられます。手顺中に记载されたファイル/フォルダ/レジストリ情报が确认されない场合、该当の手顺の操作は不要ですので、次の手顺に进んでください。
手順 3
奥颈苍诲辞飞蝉をセーフモードで再起动します。
手順 4
このレジストリ値を削除します。
警告:レジストリは奥颈苍诲辞飞蝉の构成情报が格纳されているデータベースであり、レジストリの编集内容に问题があると、システムが正常に动作しなくなる场合があります。
レジストリの编集はお客様の责任で行っていただくようお愿いいたします。弊社ではレジストリの编集による如何なる问题に対しても补偿いたしかねます。
レジストリの编集前にをご参照ください。
- In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
- {random characters} = "C:\WINDOWS\system32\CMD.EXE /c start C:\WINDOWS\{random file name}.exe"
- {random characters} = "C:\WINDOWS\system32\CMD.EXE /c start C:\WINDOWS\{random file name}.exe"
- In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\system
- EnableLinkedConnections = "1"
- EnableLinkedConnections = "1"
- In HKEY_CURRENT_USER\Software\zzzsys
- ID = "{random values}"
- ID = "{random values}"
- In HKEY_CURRENT_USER\Software\{random alphanumeric characters}
- data = "{random values}"
- data = "{random values}"
手順 5
以下のファイルを検索し削除します。
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.html
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.txt
- {directory with encrypted files}\_ReCoVeRy_+{5 random characters}.png
- %User Profile%\My Documents\recover_file_wiyksxjmp.txt
手順 6
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「RANSOM_CRYPTESLA.CBQ1634」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。