TROJ_MDROP.ZTBJ
Exploit:Win32/CVE-2014-4114 (Microsoft); Exploit.MSPPoint.CVE-2014-4114.h (Kaspersky)
Windows

マルウェアタイプ:
トロイの木马型
破壊活动の有无:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
? 概要
トレンドマイクロは、このマルウェアを狈辞迟别飞辞谤迟丑测(要注意)に分类しました。
マルウェアは、悪意のある笔辞飞别谤笔辞颈苍迟ファイルです。このマルウェアの最终ペイロードとなるコンポーネントファイル「蝉濒颈诲别1.驳颈蹿」は「罢搁翱闯冲罢础尝贰搁贰罢.窜罢叠闯-础」として検出されます。このペイロードは、台湾のさまざまな公司や政府机関を狙った标的型攻撃に利用されたマルウェアファミリとして知られています。
マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、作成されたファイルを実行します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のコンポーネントファイルを作成します。
- %User Temp%\slide1.gif - detected as TROJ_TALERET.ZTBJ-A
- %User Temp%\slides.inf - detected as INF_BLACKEN.D
(註:%User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)
作成活动
マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活动をします。この脆弱性が利用されると、マルウェアは不正なファイルを作成します。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を无効にしてください。
手順 2
「TROJ_MDROP.ZTBJ」 が作成またはダウンロードした不正なファイルを削除します。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている场合は、本手顺は行う必要はありません。)
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_MDROP.ZTBJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 4
以下の修正パッチをダウンロードし适用します。この脆弱性に対する修正パッチを适用するまで、该当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公开する正式な修正パッチをダウンロードし适用することをお勧めします。