&苍产蝉辫;解析者: Cris Nowell Pantanilla   

&苍产蝉辫;别名:

Backdoor:Win32/Qakbot.gen!B (Microsoft); Trojan-PSW.Win32.Qbot.ckw (Kaspersky) Backdoor.IRC.Bot (Mcafee)

&苍产蝉辫;プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

&苍产蝉辫;危険度:
&苍产蝉辫;ダメージ度:
&苍产蝉辫;感染力:
&苍产蝉辫;感染确认数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活动の有无:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

? 概要

感染経路 共有ネットワークフォルダを介した感染活动

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ワームは、ネットワークドライブ内に自身のコピーを作成します。

ワームは、ルートキット机能を备えており、自身に関连したプロセスおよびファイルを隠匿し、ユーザによる検出および削除を避けます。

  詳細

ファイルサイズ 339,968 bytes
タイプ PE
メモリ常驻 はい
発见日 2011年4月9日
ペイロード システムセキュリティへの感染活动, ファイルのダウンロード, 情報収集, ファイルおよびプロセスの隠ぺい

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意ある奥别产サイトからユーザが误ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、以下のファイルを作成します。

  • %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}\{random characters}.dll - detected as TROJ_QBOT.SMA1
  • %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}\{random characters-1}.dll - detected as Mal_Qakcfg1

(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}\{random characters}.exe

(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)

ワームは、以下のフォルダを作成します。

  • %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}

(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)

ワームは、以下のプロセスに组み込まれ、システムのプロセスに常驻します。

  • EXPLORER.EXE
  • IEXPLORE.EXE

自动実行方法

ワームは、自身のコピーが奥颈苍诲辞飞蝉起动时に自动実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
{random characters} = "%System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}\{random characters}.exe"

ワームは、自身のコピーが奥颈苍诲辞飞蝉起动时に自动実行されるよう以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
{legitimate application} = ""%System Root%\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\{random folder name}\{random file name}.exe" /c {path and file name of legitimate application}"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{path and file name of legitimate application}」となります。)

感染活动

ワームは、ネットワークドライブ内に自身のコピーを作成します。

ルートキット机能

ワームは、ルートキット机能を备えており、自身に関连したプロセスおよびファイルを隠匿し、ユーザによる検出および削除を避けます。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.960.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年4月9日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を无効にしてください。

手順 2

スタートアップディスク、または、回復コンソールを用いて、「奥翱搁惭冲蚕础碍叠翱罢.奥滨狈」として検出されたファイルを确认し削除します。

[ 詳細 ]

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリは奥颈苍诲辞飞蝉の构成情报が格纳されているデータベースであり、レジストリの编集内容に问题があると、システムが正常に动作しなくなる场合があります。
レジストリの编集はお客様の责任で行っていただくようお愿いいたします。弊社ではレジストリの编集による如何なる问题に対しても补偿いたしかねます。
レジストリの编集前にをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • {random characters} = %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}\{random characters}.exe

手順 4

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリは奥颈苍诲辞飞蝉の构成情报が格纳されているデータベースであり、レジストリの编集内容に问题があると、システムが正常に动作しなくなる场合があります。
レジストリの编集はお客様の责任で行っていただくようお愿いいたします。弊社ではレジストリの编集による如何なる问题に対しても补偿いたしかねます。
レジストリの编集前にをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • From: {legitimate application} = %System Root%\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\{random folder name}\{random file name}.exe /c {path and file name of legitimate application}
      To: {legitimate application} =?{path and file name of legitimate application}

手順 5

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
註:このフォルダは、隠しフォルダとして设定されている场合があります。摆详细设定オプション闭をクリックし、摆隠しファイルとフォルダの検索闭のチェックボックスをオンにし、検索结果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %System Root%\Documents and Settings\All Users\Microsoft\{random characters}

手順 6

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_QAKBOT.WIN」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。